「常識」は変化していく

台風。まさかの「逆走」です。

今までの「常識」では考えられない

というフレーズがテレビでも連呼されておりました。そらそうですよね、
まさか東から西に台風が、なんて思いもよりませんでした。

さて、そんな中、当店は7月末は

棚卸(たなおろし)

店頭にある商品在庫をすべて洗い出す作業を行っており、もうすぐ終わる予定です。

昔は手書きで数を記入し、それを集計して、と膨大な量を計算してましたが、今やどこでもデータ化が必須で、小さい店ながら、小さい店だからこそ在庫金額を把握するために、当店もハンディターミナルを使ってバーコードを読み込んで集計を取っています。

ハンディターミナル。
今や棚卸の必須アイテム

そんな中、この業界では書店にとっては大変大事な

スリップ

最近、読みました。

書名や著者名、バーコードなどという、本の間に挟まってるシオリのようなものですが、
現場ではこれで何が売れたのかを感じ取りつつ、次の発注をどうするか考えたりするのに
非常に有難かったのですが、

それもデータ化の流れ、紙の資源の問題もあってか、

スリップレス

(スリップが入ってない)の出版社がじょじょに増えてきました。これってもう

「売場はPOSレジが入ってて、店頭在庫はデータ管理されてるのがもう常識でしょ」「まだなら対応してくださいねー」

というメッセージなんだと思うし、できる限りその「新しい常識」に対応していくことも仕事ですが、どうにもならない部分もあって、

スリップがないと、売れたかどうかがわからなくなるよ、って問題も出てくるのです。

そこで当店では事務所特製スリップで対応

「司馬遼太郎記念館」仕様です。

当面は、これで販売データを取っていきます。

これは量が限られてるからできることなんですけどねー。

時代に合わせて、しなやかに対応していきたいものです。

 

 

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