根尾君
昨日、帰宅後にTVを見ようと思い、番組表を確認、NHKの『平成史』を見る。NOMO、あの近鉄からメジャーリーグに移籍した野茂英雄についてだった。これについてブログ書こうかな、と思いつつ、その流れで次の番組は、プロ野球のドラフト会議が近づき、おそらく1位指名間違いないであろう、野球ではピッチャーとショート、他の競技ではスキーと、それに加えて頭の良さ、一体刀が何本なのか、大阪桐蔭高校
「根尾 昂」
の特集で対談が組まれていた。
生駒のグラウンドでの対談の中で、彼の一日のタイムスケジュールを公表、そのなかに
読書
の二文字が。
とにかく彼は、毎日、なにかしら本を読んでいるのだ。
最初に紹介されたのがなんと
『思考の整理学』(ちくま文庫)
※すいません、他にも3冊ぐらいあったのにもう忘れてしまった、中南米の野球、だっけ、うーん・・・思い出せない。
近年、盛岡のさわや書店の方が紹介、
もっと若いうちに読んでいれば・・・
という多くの人の心をくすぐるこのコメントも(少なくとも私はこれで買って読んだ)
相まって、多くの書店の店頭にある、超ロングセラーだ。
あの大阪桐蔭なのだから、さぞかし猛練習なのだと思うし、自分のクラブの部活を振り返っても、疲れ切って、せいぜい小説止まりだった。
「本離れ」と言われるこの時代に、彼は、齢17、もう18なのかな、その歳にしてこの本に出会えている上、読みこなし、おそらく自身の知性がさらに磨かれていくに違いない。なんといっても、野球は「考えるスポーツ」でもあるからだ。バッターボックスでも、守備でも、必ずワンプレイごとに区切りがあるわけで、アウトカウント、ボールカウントで打ち方、守備のポジションを変えたり、常に思考を巡らせなくてはならないはずである。
いったいいつ書店にいってるんだろ?学校の図書館かな?
私が気に入ったフレーズ、
グライダー人間と飛行機人間
のくだりが言い得て妙でした。気になりました?なりません?
気になった方は是非、当店まで足を運んでいただければ幸いです。
だからというのもなんだが、間違いなく話の受け答えなどにも、その知性があふれている。澱みなく、目標に向かって真っすぐに突き進んでいるのがよくわかる。
「あの根尾君も読んでる」
という触れ込みで、再度、店頭で目立たせてみよう。
このオビで筑摩さん、しかけないかな??きっと番組内で紹介されますよ、って話が
来てるだろうから実はやってるのかな?
ホントはこの後の「情熱大陸」で取り上げられるヨシタケシンスケさんを見ようと思っていたが、寝てしまった・・・。
根尾君、とにかくケガだけはしないで、頑張ってほしいです。