岡本太郎のことば
先日は「サラダパン」やらワイナリーやら、最後には書店を結局見たりというのをフェイスブックで投稿し、うかれてる様をさらけだした栗林です。車に乗って、遠出するのってサイコーです。
そんなわけで、更新日がずれておりますが、今回は岡本太郎を少し。
今、太陽の塔の内部が公開。いわずもがな、製作は岡本太郎氏。現代の若い方は馴染みがあるのかな?岡本太郎って知ってるのかな?
「芸術は爆発だ!」のフレーズはあまりにも有名、あの表情で、あの言葉を発している氏を見ると、やはり芸術家というか、一風変わった風情に思っている人の方が多いかもしれません。
しかしながら!生前、こういう文庫本も出版されているのです。

中央の「自分の中に毒を持て」これです!
これ、間違いなく「岡本太郎」というアーティストに対する見方が、180度変わります。現代に生きていたなら、人生相談のコラムや、TVでよくある「あなたの悩み、ききます」的な番組で、悩み多き相談者をバッサバッサ切り捨てていく、そんな姿がイメージとしてすぐに出てきます。
あの情熱を言葉に変えて、でも理路整然としていて、納得のいく言葉が綴られています。苦労を苦労と思わず、エネルギーに変えてやってきた方だからこそ、すべてに説得力があります。
最近、「君たちはどう生きるか」の大ヒットから、現代人の「生き方」を問う、考え直そうという方が多いのでしょう、「生き方」がわからない、そんな方に是非、読んでいただきたい一冊です。
「意外な発想を持たないと、あなたの価値は出ない」
第一章の見出しから、これです。きっと、思い悩むあなたを助けてくれます。
ああ、もうすぐ20日だ。
先月は休刊のフリーペーパー「くりばやしだより」も元のサイクルで、再開しますので、よろしくお願いいたします。