秘めたる想い、とどけ。
皆さんは文庫Xをご存知ですか?申し遅れました、金曜日です、というわけでブログ担当は(村)です。改めて、みなさん文庫Xはごぞんじですか?

文庫Xこと殺人犯はそこにいる
これですね。写真が失敗して横むいちゃってますけども、時間がないのでそのまま挙げておきます。
本が推薦文で全く見えない状態で販売したプロジェクトなのですが、とんでもなくヒットしました。隠すことで興味を惹き、そして注目を集めることでこの本が打ち砕こうとした壁を破る背中を押すというような、色んな意味合いを持っている企画で「文庫X」とても面白いなーと見ていました(栗林書房も参加しました)。
ヒット作が出るとその企画と似た感じのものが出るのは多いことで、これあれのあれでしょ~みたいに言われたりしますが、そこに引っかかって肝心の内容を見逃してしまうことも多いのも事実です。というわけで今回はそういうの、がテーマ。
例えば、下村敦史さんの「闇に香る嘘」はこういう状態で売られています。

下村敦史「闇に香る嘘」
写真が横なのがやっぱり気になるのはさておき、
この表紙が真っ黒っていうのにも意味があって、それを知ると「おおっ」って感じになります。そして負けじと内容も面白いんです。あれのあれでしょ?って想いは読むとちょっとあれ?って思ってしまう感じです。あと下村敦史さんの最新刊の「サハラの薔薇」も発売中!もちろん在庫ございますので気になった方はまとめ買いも是非是非。
そしてもうひとつは、本日入荷分のこちら。

蘇部健一「小説X あなたをずっと、さがしてた」
蘇部健一「小説X あなたをずっと、さがしてた」。写真が横なのにも皆さん慣れてきた頃でしょうか?
文庫Xがあって小説X?って思う方も多いでしょうが、こちらはタイトルが応募で決められるということで呼び名としての小説X、となっております。小説Xのページを見ると感想や推薦文のようなのが書いてあって、どんなの?って気分が高まるのでそちらも是非。単行本で1000円という安さも魅力のひとつ、気になる方に手に取って頂けるようこちらも入荷しておりますぞ。
色んな仕掛け、色んな工夫を出版社、書店はやっているのですが、全てはいい作品を気になるあなたに届けたいがためでございます。良い作品、素晴らしい作品がどうすればあなたの気を引き、そして気になったあなたに届くか、あわよくばあなたのお気に入りの一冊となればと思っております(もちろんこのブログも)。
というわけで、本日のブログは最近の一番気になる本は「ニッポンの歴代はしご車BEST100」、村尾でした。

中身はもちろん、見てのお楽しみだ。