え、お母さんやお父さんも読んでへんやん、スマホいじってるやん

栗林書房です。ちょっと久々な更新ですいません。

職業柄、「新聞」には本の広告が掲載され、その切り抜きをもって来店される

方が一定数いらっしゃるので、色々読むのですが、こんな記事が。

これは産経の夕刊

 

最近、にも限らないけど、なんか「読書」ってのが堅苦しいというか、

学力向上における必要条件、「本を読まないと成績があがらない」

言われてそうで、なんか余計に嫌がられそうな気がしてしまうんですよね。

前にアンケートで、クリスマスプレゼントで一番残念だったのは?ってので

まさかの「本」が1位ってのも書店人としては相当ショックな結果だったけど、

なんで本、つまり読書が「つまらない」ってなるのか考えると、

たぶん

「まんがばっかり読んでんと、ちゃんとした本読みなさい!」

もしくは、

「スマホばっかりいじってんと、勉強せんかい!」

こんな感じの事がたぶん、多くの家庭でも言われてる気がするんですよね。

悪気がないのもわかる。「子供にはちゃんとした大人になってほしい」

そんな親心が働いてるのは間違いないけど、たぶん子供さんの多くは

自分の楽しみを邪魔するキーワードが本、勉強になってしまい、きっと根底に

「え、自分だって読んでへんやん」

と親御さんに言いたい子はいるんじゃないでしょうか。

でも、この記事にある家庭、いわゆる蔵書が多いっていう家庭は、

きっと勉強とか意識せず、本を読むのが好きだから、色んなジャンルを読むようになり、

それが結果として「蔵書」になり、子供さんの手の届くところにあって、親が

子供さんのいるところでもフツーに読んでるから、本を読むことに抵抗がない

んじゃないのかなー、とか思ったりする次第です。

本を読む子って、たぶん、強制はされてないんじゃないのかなー。

これだって

書店員に日常がここに。

読書だし、

これもだし、

クラブの先輩が著者!

これだって読書

レシピ本大賞です!

これだってそう、

私はキングダムおたく

なんでも「読書」、これがたまったら「蔵書」なわけでして。

なんかもっと、本を読むのが楽しい、と思える人が増えるといいのになあ。

小さい子はみんな絵本が大好きなのになー。

最後に、このグラフ、よーく見て下さい。

蔵書数と正答率が比例してるんですけど、一番右の501冊以上になると

全教科、ビミョーに正答率下がってるんですよね(笑)ここには言及されてない。

 

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