震災から10年:書店にできること
日曜日。
今、当店は教科書販売に片足つっこんでるくらいなところで、もう中旬からは
どっぷりつかって、毎日目まぐるしく動いてそうです。
昨日は家に帰ると、やってたTVは、東日本大震災関連が多かったですよね。
もうなんと10年の月日が去ろうとしている。
10年前の3月11日は、中学、高校の大切な仲間の結婚式で、おめでたい席のはずが
どこか重苦しいものをまとった気で、皆、その場に臨んでいたような印象が
残っております栗林です。
現在、当店の話題書コーナー、最上段は東日本大震災の関連本を
ご紹介させていただいてます。
震災、と一口に申し上げておりますが、実にテーマは多岐にわたります。
地震や津波のメカニズムの本もあれば、ご遺族のエッセイ、
今もご遺体を探索されるダイバーさんのドキュメント、原発関連。
映像のインパクトには敵いませんが、文字におこして書物という形で残して
いく方がいて、風化させないがために、この時期に我々のような書店がそれを紹介していく
こともひとつの「使命」な気が致します。
最上段は震災関連