別冊ele-king「じゃがたら」、「ポストサブカル・焼け跡派」発売中です。
金曜日ではなく火曜日です、祝日。
めっちゃ久しぶりに書くことではない気がしますが、皆様は暗黒大陸じゃがたらってバンドをご存じでしょうか?
思えばこのバンドを知ったのは大槻ケンヂの本を読んででした。
彼のエッセイのそこかしこには注釈が振られていて、そこには人間椅子、恐怖奇形人間などのカルトなバンドや映画作品が数多く書かれていてそれらはどれもおどろおどろしく、怖いもの見たさで書を一端本棚に戻して町へ出て行ったものです。
その中でも、暗黒大陸じゃがたらは、というか江戸アケミですね、大槻ケンヂのエッセイの注釈における江戸アケミは最期も壮絶ながらライブパフォーマンスも過激な感じで群を抜いてインパクトの強い、トラウマ級の興味をそそるもののひとつでした。
で、そんなの読むとやっぱり聞きたくなるもので、じゃがたらの「南蛮渡来」を買って聞くわけです。
すると一曲目がファンクな音に「くらいねーくらいねーせいかくがくらいね、にほんじんてくらいねー」っていう詩がのるそれまで聞いたことがないやつっていう…あまりにそれまで聞いてたやつとの異質さに何度も再生がストップするっていう事態にも…。僕自身煙草を全く吸わないのですが煙草ってまずむせるっていうそういう感じで全く箸が進まないっていう感じに(笑)なんだかんだそうやって大人の階段をのぼって行った訳ですが、僕の中で大槻ケンヂがそうだったように今の人ってネットでリンクが張ってあってって感じになのかなー?
でもけっこう色んなとこ見てるんですが、自分がそーいう(こういうのC調って言うんですっけ?違うかな…)のを夢中で読んでた時の感じのものってあんまりないなーって気がしてたんですが、そんなことを言ってると何か似たような感じのが発売しました。
「ポストサブカル焼跡け派」です(あ、ちなみにじゃがたらの方も新作が出るとのことで特集した本が発売しております)。
スゴイ東京のサブカルぅぅぅぅxって感じがする本なので、一度手に取って見てください。
…でもこんな感じのサブカルていうといつも東京のーとかってなるんですが、なんで大阪でこういう大阪でいうところの”スカしくさった”のってないんだろうなーって思ったりします。
多分、それは大阪のサブカル的なのになると、山田雅人と森脇健児のざまあカンカンとか、和泉修と清水圭の圭修ファイブとかっていう振り返ろうにも何か、何かなーって感じになったりするからなのかなーって個人的には思ったりします。