薄いのん、どれですか?
お盆も終わり、夏休みも後わずかでしょうか。学校さんによっては、もう夏期講習
的に始まったりとか、あるんですよね。宿題の中で、ラスボス的存在、
学生さんにはホント毛嫌いされているのが「読書感想文」。
そして、必ず押し迫る終盤に何人か来るこのフレーズ。
すいません、薄いのん、どれですか??
手っ取り早く読んで、早よ終わらせたいんです、
もうそんな思いが十分に伝わるメッセージでございます。
薄い本人気ランキングの1位はですね、
『星の王子さま』(新潮文庫)158ページ
文春、岩波版もありますが、軍配は新潮に。
『夏の庭』(新潮文庫)218ページ
『カラフル』(文春文庫)259ページ などなど。
そのー、まあ薄い本、もええのですが、なによりですね、
面白そうな本を自分で探す
そしたらですね、薄い200ページより、分厚い400ページの方が
おそらく早く終わる、と思うんですがいかがでしょうかね?
そんな中、こんなのはいかがでしょうか?
『NHK国際放送が選んだ日本の名作』(双葉文庫)
この作家陣をみてください!
現在において可能な限りの豪華な作家陣、もう「夏フェス」のような状態です。
全世界で聴かれているNHKラジオの国際放送。世界17か国で翻訳されて放送された
豪華作家陣の短編集。
今の学校さんの事情は分からないのですが、こんな短編集での感想文は
やっぱりあかんのですかね?
今、お店では動きのいい商品でもあります。
暑い日がまだまだ続くわけですが、家でゆっくり読書をするのも
たまにはええんじゃないですかね?