コロコロコミックに学ぶ。ビジネス書としてのコロコロコミックファンブック。
金曜日です。久しぶりに本の紹介します。
「コロコロコミックのひみつ 公式ファンブック」というのが発売されております。
これ面白いのがコロコロが出来るまでを追ったルポみたいなのが巻頭から載っているのですが、その内容が企画会議、原稿にレイアウト、業者がそれを元にデザイン、本文の原稿を書いて出稿、それを印刷会社に送って、印刷、それを製本、出荷して本屋へ…っていうのを実物を見せつつ載せているんです。
ゲーム系の読み物ページはもちろん漫画の原稿も披露していて、コロコロなんかは特にビジュアルや見出しの文字とかがめっちゃ凝っててデザインされて完成していく感じは見てて面白いなーって感じで。
本文にも書いてあったと思うんですが、”これを読んで君も作り手にならないか?”っていう言葉は子供にとってはとても魅力的だろうなーって思います。こういうの読んで編集者や漫画家を目指す子がいたりするんだろうなーって、そしてそういう事を起こしてしまえる本だなって読んでて思いました。
そして読むと改めて思うのが、コロコロってYOUTUBEや、全国を回るイベント、テレビの地上波での番組と今現在のメディアと言われるもの全てをおさえているし、何よりもそのど真ん中に本があるっていうのっていうのは、凄いなーって。
そういうコロコロっていう本が売っている先のひとつとして本屋があるんなら何かもっと色々と出来んじゃないかなーってこれを読んじゃった者としては思っちゃったりします。
多分、出来る事って一緒に楽しんで一緒に巻き込まれるみたいな感じなんでしょうが(意外とそれが難しかったりします)。
昔っから今に至るまで今に至ってもなお面白くあろうとして子どもたちを(コロコロアニキを読む人含む)惹きつけてやまないコロコロコミックの秘密が分かるこの本、一度是非手に取ってみてください。