「いま、オススメの本ってありますか?」と聞かれたら間違いなくこれを全力でオススメしたい。
日曜日の朝、ブログは栗林です。
店頭に立っていると、学生さんからお年寄りの方、様々なお客様がお見えになります。
そんな中、年々、お問い合わせで増えてきたフレーズが
「今、オススメってなんですか?なんでもいいねん」
なかなかの頻度でいただきます。
「晩御飯、なにがいい?」と聞かれて「なんでもいい」と答えて、
作る側を困らせる感じに似てる、とたまに思います。
私自身は、上のような質問を受けたときは、できるだけ自分が読んだ本でご案内をしたい、といつも思ってます。
(残念ながら、すべての本を読むことはできませんので、お客様のご希望を伺いつつおすすめすることの方が多いのですが)
もし、ホントに「なんでもええ」という方になら、自分にとっては珍しいですが
この本を強くおすすめしたいです。
『才能の正体』(幻冬舎)1,500円+税
私は小学生のとき既にそう思うことありました。
「あいつは頭の構造が違うんや」
といった類の挫折感、諦めに似たところ。こんなやつ(めちゃくちゃ性格もいいやつでしかも「勉強してます」感が全然ない)が灘中受かるんやろな、と。(ホントに受かってましたが)
中学、高校のクラブでも、(ソフトテニス部でしたが)自分よりも体が小さいのに、どうやったらそんなパワフルな球が打てるんだというやつを見ても
「あれは生まれ持った運動神経の違いやな」
とか思ってました。
でも、こんな経験、ものすごい多くの方が絶対一度はある、と思うのです。
確かに、
才能
この二文字でどこか納得させてた気がするのです。
(※以下、ネタバレが少しあります)
勉強においても、運動においても、「技」を磨くことばかり考えてました。
真面目にコツコツやることが切り開く道なんだ、と思ってましたが、努力の方法を間違えている(知らないから仕方がない)と、なかなか報われずに、それも継続できなくなりやがて嫌になる、という経験があります。
でも、実際は違うんだ、とものすごく納得させられました。
まさに、才能の正体。ピッタリなタイトルです。
今、私の勉強と運動で思い当たることで書きましたが、一番おすすめできるのは
これから子育てをなさるご夫婦、そのご家族かと思います。孫さんのできたおじいちゃん、おばあちゃんでも、もちろんいいかと思います。
ある意味家族を幸せにする本になりえる、と言えます。
話題書として現在置いてますが、子育てのコーナーにも置くようにしていきます。
是非、ご一読あれ。