本をじっくり読む
お盆も最終日。明日からお仕事、みなさん復帰できそうですか?
今日は休みをいただいてます栗林です。
何というか、外を見てもお休みモード、時間が不思議とゆっくり進んでいる錯覚に陥ります。
時間だけは、人間誰しも平等に与えられたものだからこそ、有効に使いたいものです。
私は、久々に集中して、時間に縛られることなく「本」を読んでます。
書いていてなんですが、自分も今、
すごいぜいたくな時間だな
とか思っていたりもします。
「本は高い」
なんて言われたりもするのですが、この本は税込み1,944円。
でもこれで、好きな時間にこの本を読んで、自分にはなかった知識が得られるのなら
安い気がするんですよね。
小説にしても、TVでは得られない展開、人間の創造力を駆使した素晴らしいものだと思います。読者が理解できるように、作家さんと編集さんは必死に考えられてますもんね。
ニュースの速報や、情報は、ただ知るだけの手段、知識の蓄積にはいいかもしれませんが、創造力を高めるには「本」を読むのが一番いいのではないかと思ってます。
簡単に得た知識は忘れやすいし、役に立たなくなるのも早いが、時間をかけて自分なりに苦労して得たものは長く役に立つ、とよく言われます。
実際に本を読み切ってみないとわからないのが、今の一番の問題だと思います。
食べ物や飲み物のように、食べてすぐ「おいしい」「まずい」と言えないし、美味しかったから同じものを「また食べたい」とはならない。
本能的に感じる味覚や視覚、触覚とは対極の、理性でもって頭で考えるものだから。
そのかわり、読んでる間って、まあまあ脳を働かせてると思うんです。
こんなこと思うのも、先日ある学校さんで、当店の紹介および、出版業界、書店業界の説明をしてたからなんですよね。
当店のモットーは
知性と教養に奉仕する
読書でより豊かな人生の創造を
でして、即効性がないだけで、読書が人生において役立つことって結構ある
と思うんですよ。
そんな体験を、多くの人にしてもらえるような店にしないとな、と、この本を読んでいる最中に考えてる次第です。
さ、まだ途中なんで続き読みますー、では、また。