コペルくんのレアなコメント。
先日、フィギュアの羽生さんが当店で隠れてバイトをしていたのが発覚して、私が警備に追われる、という夢を見て、慌てて目が覚めた栗林です。
夢でよかった、と思えるくらい警備は大変でした。
はさておき、世の中GWに突入です。繁忙期も過ぎ、お出かけする方が多いこの時期にいつも、棚の整理やメンテナンスをやることが多いです。
商品のPOPを書いたり、出版社様から届く拡材を利用してアピールしたりしてできるだけ商品を手に取っていただくこと、と同時に、売れ筋を切らさないこと、が大事です。
出版社様からくる拡材も様々。
等身大のパネル(昔、広末涼子さんの時があったりした)や、光るものや、逆に手書き風のPOPだったり。
そんな中、今もまだ売れ続けている
『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)
単行本はおじいちゃんが。漫画版はお孫さんに、なんて買い方もされたりと、絶対にどこの書店さんにもあるであろうこの一冊。元祖の岩波文庫も、もちろん売れております。
もちろん、アピールするためのポスターや、平積み用の下敷きなどもいただいており、利用しているわけですが、最近あまり店頭に入ってませんで、いろいろ整頓やら在庫確認をしてまして、その際に『君たちはどう生きるか』の現在庫の確認と、その際にホコリを払い、積み直しをしてはじめて気づいたのがこちら。
これは、平積みの在庫がなくなったときに見えてしまう、ある意味見たくない画。
「売れているものを欠品するなんて、何してんだよ」と書店員としての管理不足を指摘されているかのようです。
これを、当店で切らしたくない商品全点に、平積みの下に潜ませておこうか。
ちょっとした工夫ですが、これを見たくないがためについつい発注してしまう書店さんもあるのでは、というくらい秀逸なマガジンハウスさんのアイデア。
GWですが何か?仕事ですが、私は本日は少し時間短めで出勤させていただきます。