「その犬の名を誰も知らない」

金曜日です。

小学館プロダクション 北村泰一・監修 嘉悦洋・著「その犬の名を誰も知らない」って本が出てまして、これがすこぶる興味深くて今回はご紹介します。

タロジロといえば南極物語でお馴染みですが、その昭和基地近くで一頭の犬の遺体が発見されます。しかし南極越冬隊に犬係として参加した隊員にそれが知らされたのは発見から14年後…誰にも知られることなく歴史に埋もれたこの犬はタロジロと昭和基地で生き延びていた第三の犬なのではないか?果たしてこの犬の正体は?というお話なんですが、

犬を飼ったりしたことのある方なら分かるかと思いますが、南極物語もそうですが、本当に涙なくしては読めない…というかパラッとめくった頁の数行がもう涙を誘う一冊です。

ただ涙を誘うだけではなく、この本には目を背けたくなる写真もあります。

ですが、それ以上に描写される犬たちの懸命に生きようとしている姿、写真に写る犬たちの生き生きとしている姿にとんでもなく力を貰えるんじゃないかなーとも思える一冊でもあると思います。

タロジロが超有名にはなりましたが、個人的にはタロジロ含めてこの本に綴られている犬みんなすげぇ犬だなぁって思います。本当、みんないい顔してるんですよー。

犬好きな皆様もそうでない皆様も南極物語知ってても知らなくても皆様どうぞ御手に。

 

 

 

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