店頭に立つ

GW、世の中は10連休でした。

当店は、当たり前ですが行楽地でもないため、どうしても人の出入りは少なくなります。
また、繁忙期を終え、やはりちょっと一息、皆さんに休みを取ってもらうには丁度いい
時期にあるので、ちょっと有り難い気もしております。

とはいえ、誰かは店頭にいる必要がございまして、私も休ませてもらいつつ、入る日は
がっちり朝から晩までという感じでさせてもらいました。

色んな方から、最近、あんまりおらんな

とも言われたりしております。確かに昔に比べれば、だいぶ減った気が致します。

でも、やっぱり店頭に立つことがこの仕事の原点に戻る、という意味では一番いいことかと
改めて思いながら、入っておりました。

閑散とした時間帯、とくに午後(ランチタイムから2時過ぎ)はそうです。

この仕事、昔から原点は

棚の整理、整頓、清掃(モップかけ)

仕事の友、モップ。

と決まっておりますゆえ、黙々と一カ所ずつ励んでおりました。

データ、は大事ではありますが、現場に立って、本を触りながら、整理しながら、
お客様の様子などを見たりすることが何よりも刺激になります。

結構、長い間粘って、平積みしたものの売れていないのに、気づかれず、もしくは
粘って少しでも売れてから、という意図があるのか、店にそのままあるもの。

ずっと同じ場所だけど、ずっとそこで売れ続ける樹木希林さんの『一切なりゆき』他
関連本。

棚に一冊差してあるのに、必ず月に一回は売れている。いざ、表紙を見せてプッシュ
すると、なぜか売れない商品。

これは、現場の人間にしか感じ取れない大事な感覚だな、といつも思います。

あれだけの商品ですから、もちろん売れていないものもたくさんあり、実は売れていない、
または多くの方が求められないものの方が、実は多いわけです。

いつも、そこの商品群の質をどう上げるのかが、我々のような店に求められるところかと思います。

 

話はかわりますが、映画の『キングダム』が大好評、やっぱり映画と作品がうまく
噛み合うと、コミックも売れ始めます!

ちょっと前の『ONE PIECE』のような動きになってまいりました。

今、ちょっと考えてるのが、キングダムに関連づけたフェア。これも、売場にいたから

こそ閃いた気がします。まあ、やってる人いそうだけど、やっぱし面白かったしなあ、

発注しよう!

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください