本屋含めて出版業界は面白いなって思うんです。
祝日の金曜日です。
今回はちょっとシリアスに見える感じの話を書きたいと思います。
本の流通って他と比べて委託制度とか日本中どこでも同じ価格とか結構特殊な事が多いんですが、それって何でだ?って考えた時、これって元は文化的なインフラだなーって思ったんですよ。
要は本の流通の根本って日本全国の知的底上げ出来るシステムかなぁって。
しかし今現在、「出版業界は変わらなければ生き残れない」とも言われています。町の本屋がどんどん潰れていってるとも言われます。
そういうのを↑のを(本が知的底上げをし、本の流通と本屋がそれを日本全国に普及させた)踏まえて聴くと、ああ日本はもうある程度全体的に知的底上げしたのかなぁって思ったりします(結構前にそれは終わっていて今、表面化してきてるのかも知れませんが)。
何でこういうの思ったかというと、個人的に僕自身の本屋のイメージが「日本全国の知的底上げ」を担ってた感が強いからなんです。サブカルチャー的なものも含めて色んなものの基礎的教養を育んでくれたというか…。
もしもその役割がとりあえずにしろ充たされたなら本は次はどういう意味合いを担っているのかなぁそしてそれを売る本屋はどういう意味合いを担うのかなぁっていうのを考えたりそして考えなかったりしながら毎日本を棚出ししております。
ちなみにキンコン西野さんはざっくり書くと本はコミュニケーションで、本屋はスナックのようなものって書いてたと記憶しております(間違ってたらすみません、西野亮廣さんの著書「魔法のコンパス」「革命のファンファーレ」「新世界」在庫あります。「新世界」のサイン本もありますので是非是非どうぞー!)。