ミツバチはレベル:2
日曜日。
W杯・・・。昨日のドイツのロスタイムの執念のゴール、とか書き出すとキリがないので、今日はやめときます。
私どもの小阪駅高架下の店舗は広さでいうと35坪ほどでしょうか、決して広くない、いや狭い、と思われる方も多いことかと思います。
当然ながら、出版される新刊すべてが店頭に並ぶなんて到底不可能ですので、発売したものの入荷していない本、入荷してきてないけど、なんか面白そう、興味を持たれるお客様がいるのでは、という本をあとから注文したりしております。
話題性のある本を注文するのは当然なのですが、そんな中にも、なんかひっかかる本を並べたくて色々探していて、先日、大学図書館さんの方の会話で
「あれ、めっちゃ気になりません??」と言われていた本がこれ。
(手配中のため、6月24日の産経新聞書評より)
著者の、ジャスティン・O・シュミット氏は、あの「イグ・ノーベル賞」受賞経験者。さすがです。こんな、タイトル見ただけでイタイイタイ、と言いたくなりそうなこと、なかなかできませんよね。
痛みって、確かに数値化はできないですよね。個人で、めっさ痛い、という人もいれば「そんな大げさな」って人もいる。でもですよ、だからといって
世界中で82種類もの蜂や蟻にさされて、その痛みをレベル1~4で評価した。
凡人には到底、できません・・・。
その経験上、セイヨウミツバチに刺された痛みはレベル2らしいです。
じゃあ、レベル4って一体・・・。と思われた方のために一例を。
中南米に生息するサシハリアリ。
<目がくらむほどの強烈な痛み。かかとに三寸釘がささったまま、燃え盛る炭の上をあるいているような・・・>
この巧みな表現が、読み手の想像力を掻き立てます。
どんな状況でこの人、刺されてるんやろか??とか。
「蜂と蟻に刺されてみた」
この著者の命がけの行動と、苦悶に満ちた表情が見えそうな文面を読んでみませんか?
こんなちょっとキワモノな本(すいません、著者は至って真剣に書かれてます。)
も、置いたりします。
栗林書房は、それぞれの担当が、面白そうな本を選ぶのに毎日、必死のパッチですので、河内小阪に立ち寄ることがあった際には、ぜひ売場を見てやってください。