方言聞き間違いもしくはうろ覚えで微妙に間違えた説を検証。

木曜日といつもよりも一日早いですが(村)ブログ書きたいと思います。

皆さんはぶぶ漬けと言えば「帰らへんかなぁ、、、」の合図って言うのはご存じだと思うんですが、ではぶぶ漬けの”ぶぶ”って何かご存知でしょうか(唐突に何でこんなこと言い出したかと言いますと休憩中に方言の話になったのです。)。

ぶぶ漬けのぶぶって何かお湯の事みたいなんですよね、あとおぶぅとも言うそうです。

で、これ僕自身大学のゼミ?みたいなんで関西弁のんを取ってた時に書いたんですけど、基本的に方言はその土地の人やない人が聞いて自分の地元に帰って来る途中で色んな道中旅した結果微妙にうろ覚えになって、で地元民にうろ覚えのまんま伝えた結果なんじゃないかとぼんやり思ってるんです(絶対ちゃうと思うけど個人的に凄いバカバカしくて気に入ってるので書こうと思います)。

例えば京都で、、、

「これ何?」「ぶぶいうんどすー」「え?何て?」「ぶぶどす」「え?」「おぶぅどすー」「おゆう?え?」みたいな事を繰り返してる内にもうええわ感満載で話を終わらせられ、「おゆう言うんかぁー」て京都を離れ、地元に帰って来、「これ京都では何て言うん?」みたいな話題になった時に(パルプフィクションのオープニングのビンセントとジュールスの車の中での「チーズバーガーは何て言うんだ?」「ロワイヤルチーズ」「ロワイヤルチーズ?」的な会話みたいに)。

「ああ、、何か、、お、、ぶぅ、、、言うらしいわ、、、」

「え?聞こえへんかった、なんて?」

「お、、ゆぅ、、、やったかなぁ?」(自信ないので語尾は極力曖昧に)

「へーお湯言うんかいなー」となり、「あの熱い水お湯言うらしいでー」みたいにどんどん広まったんじゃないかなぁって思ってます。

あと「アイスクリーム」と「アイスクリン」もそうじゃないかなーと思ってまして、

「これ何なん?」みたいに聞かれて「えーっと、アイスなんたらって言うてたよなー何やっけ?えー」っと悩んだ末に、期待に目を爛々とさせた聴衆に対し気後れしながら語尾は濁し気味に「ア、アイスク、、クリ、、ン?」と言ったが最後、「へーアイスクリンと言うのか!!みんなにも知らせよう!!!おーいみんなー」と行ってしまい「あ、ちょっ、、」みたいな事があったんだと思います!!!(もしくは「メリケンにはとてもちべたい食べ物がございまして、それをアイス、、、アイス、、、なんやったかな、、、アイスクリー、、、(消え入るような声で)アイスクリーン」「え?アイスクリン?」みたいな)

近畿地方、中国地方、四国あたりの方言の話がテレビなんかで出た時は、何となくこの聞き間違いもしくはうろ覚えで間違った説に当てはまってる事が多い気がするので、今度テレビかなんかで方言の話題が出てきたときは「どれどれー?」と少し気にしてみると面白いんじゃないかなーと思います(あとそういう言葉に関する本、もっとしっかりと学問してる言葉の本も栗林書房にはあるのでぜひぜひ)。

、、、とここまで書いて、秋田出身の栗林スタッフに「方言の事書いてるんですけど、秋田の方言って何かあります?」と聞いたところ「あ、漬け物の事を”がっこ”って言うよー」との事。。。。

間違えたにしては原型が、、、

うろ覚えで言い間違ったにしてはもう何かどうなってるの?って感が、、、

というわけで「がっこ」はどういう感じでがっこと呼ばれるようになったかご存知の方は教えて頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

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