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「調べる」だけが能じゃない。辞書を「楽しむ」

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金曜日。「広辞苑」が10年ぶりに発売。やっぱり、これしかないかな、ということで。

今なら、「広辞苑をつくるひと」付録ついてます。

「今、まだ広辞苑、売れるんですね。今日は広辞苑ばっかし」

そんな会話をかわしました。たぶん、この会話のうらには

「もう電子辞書でいいんじゃないの?」的意味合いが込められているのだと思います。

なんかどうも、「辞書=言葉を調べるためのもの」的認識しかないように思えます。

あんな重たくて使い勝手の悪い、しかも高い辞書より、軽くて知りたい事がパパッと調べられる方がええに決まってる、そんな声があちこちで出るのですが、もう少しいい面も見てあげてほしいようにも思います。

電子辞書がウサギなら、紙の辞書はカメ、かもしれません。「知りたい」ことにすぐたどりつけることは、便利なのですが、そこで完結してしまう。一方、カメに例えた紙の辞書は、場所を取るし、古くさいかもしれませんが、手でめくり、目で見る作業を経て調べたことは「経験」として蓄積され、なによりその言葉の周辺にちりばめられた新しい言葉を知る、という新たな「発見」があり、それを興味をもって読むことが、時間をとられ、無駄足のようでいて実は後から語彙力の増加にも自然とつながっていると私は思うのです。

小学校では「辞書引き学習」というものがあり、導入校はこういう効果を期待し、小学生のうちにすることは、きっと水を吸収するスポンジのように語彙力を増やしているのだと思います。

辞書の代表ともいえる「広辞苑」、そんな見方をするとまた違った魅力があるかと思いますが、いかがでしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

 

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