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2月といえば菜の花忌

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日曜日。怒涛のような2週間、を言い訳に、久々の更新となってしまいました・・・。

とはいえ、何かと仕事があることは実に有り難いと思う栗林です。

さて、2月。わが東大阪市、とくに当店周辺は、菜の花でいっぱいになります。

これは生前、当店も大変お世話になった、国民的作家、司馬遼太郎(りょう の字、点がつけられずすいません)先生を偲び、先生が好んだ菜の花を植えるプロジェクトが定着し、
今に至ります。

東大阪、とりわけこの小阪、八戸ノ里近辺の住民にとっては、先生でもなく、皆

「司馬さん」

と、ホントに近所の方のように呼ばせていただいてました。また、フラッと立ち寄り、
文庫本を買われることもあれば、必要な資料の収集のためのご注文を、ご自宅(現在の
記念館)へお届けさせていただいておりました。

今も、司馬さん担当だった方は当店で働いてくださってます。ある意味、当店において誰より司馬さんに接してきた方でもあり、なんとエッセイにも登場し、その御縁で今も、記念館様とお付き合いをさせていただいております。

私の祖父も、父も、司馬さんとは色々話もしていますが、残念ながら私だけはそれが
叶いませんでした。(あれだけ近所でお見かけしていたのに!)

そんな中、先日は2年に1回(東京と大阪交互で開催)開かれる、菜の花忌シンポジウム
が森ノ宮そばのNHK大阪ホールで開催されるにあたり、当店も出張販売をさせていただきました。

もちろん、菜の花がお出迎えです

今回のテーマは「梟(ふくろう)の城」。

司馬さんの直木賞作品でございます。

字が大きくなってます

過去は、「城塞」、「関ケ原」といったテーマで、いずれも上・下巻、上・中・下巻と
長編でしたが、今回は一冊もの。

今回は、梟の城にちなみ、「忍び」をテーマにこんなラインナップで。

この出張販売における最大の疑問は

「みなさんが司馬さんファンで、おそらくもう読んでるのに、買うの?」

と思いますよね?

これが今回が一番売れたのです。というのは、

字が大きくなっている

「忍者」に関心があり、参加している

パネリストの話が面白かった

(ジャーナリストの佐藤優氏、歴史学者・磯田道史、今の日本を代表する女性作家の澤田瞳子、朝井まかての4名という錚々たる顔ぶれ。これで参加費1,000円って安すぎる・・・)

講演のあいだの休憩時間で完売・・・

記念館の方が作成された
特製の「のぼり」

で、まさかの、メインテーマの本が完売。

記念館さんの在庫からお世話していただくことに。
(ホント、ありがとうございました。しかも電車で・・・)

後は、「最後の伊賀者」など、「こんな作品あったんだ」と言って買われる方も。

意外にも、そんなこともあったりします。

日本におけるこの司馬遼太郎さんの作品は、ある意味、日本における知的財産だな、
と改めて思います。
小説にとどまらず、エッセイも実に読みやすく、わかりやすい。

今回もNHKホールは約1300名で満員。司馬さんファンは本当に根強い。

ひとつだけ、欲をいえば、今後を考えると、裾野を広げて、もう少し若い層にも
「司馬遼太郎」の功績、考えを知ってもらうためのテーマがあるといいのにな、

と思ってます。

「21世紀に生きる君たちへ」とかテーマにならないかなー。

マガジンハウスの「君たちはどう生きるか」があれだけ売れるならなー。

まずは、当店でできることを頑張っていこうと思います。

 

 

 

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